wallace#sewell

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WALLACE SEWELL(ウォレス アンド スウェル)は、ハリエット・ウォレスとエマ・スウェル、ふたりのテキスタイルデザイナーが主宰するロンドンのデザインスタジオです。

WALLACE SEWELLは、ハリエット・ウォレス(左)とエマ・スウェル(右)によるデザインスタジオ。共にロンドンの名門、ロイヤルカレッジオブアートでアートを学んだ

まるでアートのような独創性と存在感

アートをバックグラウンドとするふたりが生み出すのは、まるで1枚の絵のような存在感のあるファブリック。イギリスの織物工場で丁寧に紡ぎ出されるファブリックは、贅沢な肌触りや使い心地を備えるだけでなく、その独創的な色使いと幾何学模様で世界中を魅了しています。

彼女たちの名を世に知らしめたのは、1990年、ロンドンのロイヤルカレッジオブアート卒業後に開催した初の個展。そこで発表した、幾何学模様を複雑に組み合わせたモダンで美しいストールは、バーニーズ・ニューヨークをはじめとしたバイヤーたちから注目を集めました。現在では25カ国に400ものストッキストをもつデザインスタジオへと成長しています。

工芸と工業製品の領域を行き来する

彼女たちは、バウハウスの影響を色濃く受けています。工芸と工業生産をイギリスの伝統技術で結びつけることを理念に、色とグラフィック、そして織物に関する豊富な知識を融合させるというアプローチによって数々のクライアントワークに取り組み、活動の領域を広げています。

たとえば、ロンドンの地下鉄や鉄道の椅子の張り地をはじめ、テートギャラリーの企画展に合わせた特注のストール、ニューヨークのインテリアショップ「West elm」から発表したクッションカバーやスロー、ラグなど多岐にわたります。また、最近ではバウハウスとのコラボレーションが実現。バウハウス100周年を記念し、かつて織物師のグンタ・シュテルツルが学生寮のために手がけたベッドカバーの再現に挑戦した「バウハウスコレクション」が大きな話題を呼びました。

STAMPSがWALLACE SEWELLを選ぶ理由

多彩な色を用いたグラフィカルなデザインを、イギリスの伝統的な織物の技術によって表現したWALLACE SEWELLのファブリックは、アートのように強い存在感を放ちながら、工芸品のように生活になじむ、不思議な魅力をもったプロダクトです。

2020年秋からは、これまで日本で未展開だった「バウハウスコレクション」のクッションやブランケットなどのインテリアアイテムもラインナップします。織物の概念を覆す卓越性とオリジナリティーをもったWALLACE SEWELLのプロダクトが、私たちの暮らしを彩ってくれるでしょう。